2005年05月19日

日本のルールって? @ 音楽

iTunes Music Storeを開始する上、日本のルールで進めるという相互理解というのはなんでしょうね?価格的な事なのか販売方法なのか。気になります。洋楽の扱いかな。それとも、アルバムの楽曲を単品で販売をしないと言う事だったりするのかな。アルバムの楽曲を単品で購入するという経験がないので、単品で販売した場合どの様な事になるのか分からないので何とも言えないですが、単品で販売してヒットに繋がると言うこともあるような気がするので、その辺で制限はして欲しくないですね。実際にどの様な日本のルールになるのか分かりませんが・・・。もしかするとiPodからも私的録音補償金を徴収する事が条件だったりするのかな。それはそれで将来的に変な事になりそうな気がします。私的録音補償金を払ったにもかかわらず、iTMSで購入した楽曲にも著作権料が加算される事になります。iPodで聞く事がメインとなっている場合二重に支払っている形になりません?形式は違いますけど、基本的には著作権に対して支払っている物に代わりはないので、二重取りでしょ。

しかし、この著作権料だったり私的録音補償金の徴収はAppleに取って追い風になる気はします。iPodから私的録音補償金を徴収することを条件にしたとしてもiTMSが開始できることそのものが重要。これでiPodの販売も伸びるはず。ソフト面とハード面での相乗効果ですね。他の所で包括的にこれが出来る所は皆無な状況です。ソニーがやったとしても、ハードは自前でもソフト面でほかの会社が原盤を持っているモノをどれだけ取り込む事が出来るか疑問。ソニーがハードだけに専念してソフトの販売を他が担当すれば対抗は出来るかも。Y!とかREALとかね。ただハードとソフトが分かれる場合は私的録音補償金と楽曲の販売時に掛かる著作権料の部分で問題が起きそうな気がします。ハードを安くして楽曲の販売で取り返すと言う展開にAppleが出た場合、私的録音補償金がハードウェアメーカーの大きな負担に絶対成ってくるはず。そう言う意味でもiTMSが開始出来るならば、私的録音補償金をiPodの代金に上乗せしても良いと思います。「iTMSが開始出来るならば」ですけどね。

やはり先にシステムを完成した物が強いなと思います。日本では外部からの参入を拒み、中の人たちもCCCDと言う妙な円盤を販売して保護する方向に動き、結局上手く行かなかった気がします。気付いてみれば、海外では便利な仕組みが出来上がっていたって事ですからね。まさかこれまでも日本のルールで上手く行かない形にしたりしないかと心配はまだあります。最大の問題は価格。海外では1ドル程度で販売していますが、国内での価格を300円位に設定したとしたら確実に普及はしないです。10曲のアルバムで3000円。AACの様な本来の音とは劣る商品ですから、それなりに安くしないと誰も買いません。自分だったら150円/曲が妥当かなと思います。アルバムのパッケージもライナーノーツも物としての形が無いのだから。

ITmedia ライフスタイル:「iTMSも日本のルールで」??JASRAC、ネット配信に期待
>>関連リンク

ITmedia ライフスタイル:「iPodからも金を取れ」??私的録音補償金で権利者団体が意見書 (1/2)
>>関連リンク

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