2011年08月21日
AU Lab @ Mac
前にも書いたかな。Macで開発環境(Xcode)をインストールすると、/Developer/Applications/Audio に AU Lab.app と言うアプリがインストールされます。
AU Lab自体は、デジタルのオーディオミキサーなのですが、AUって名前に付いているから分かるようにAudio Unitが使えます。一般の人は、普段余り使う事のないアプリだと思いますが、インターネット配信されているライブ中継などで音が小さすぎて、Macのボリュームを最大に上げても聞こえない場合などに使うと便利です。
ただ、これだけでは本体の音声を加工出来ないので、Cycling 74のSoundflowerを先ずはインストールします。これは、Mac本体の出力を仮想ポートに出力できるので、インストール後に環境設定で、Macのサウンド出力をSoundflower(2ch)に切り替えます。
AU Labを起動後、Audio Input DeviceをSoundflower(2ch)、Audio Output Deviceを内蔵出力にして、Creat Documentします。あとは、Audio 1のEffectsからApple AUMultiBandCompressorを選んでpost-gainを上げるなどすれば、ボリュームを大きくできます。単に上げるだけならば他のエフェクターでよいと思いますが、マルチバンドコンプレッサだと、音域毎に設定が出来るので、声だけを大きくしたい場合は、低域(EQ1)や広域(EQ4)のゲインを目一杯下げてしまえば聞きやすくなると思います。
Soundflower << Cycling 74
>>関連リンク
関連日記
- 2004年12月24日 Audio Unit Effect Templates (2764)@ Mac
アマゾン広告
この日記ページは閲覧数などの条件に応じて、閲覧制限を行っています。他からリンクしていただいても、そのリンクから辿った閲覧者が当ページの内容をご覧頂けない場合があります。ご了承下さい。