2008年08月25日

Nodalで音を出してみよう @ 音楽

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デモ曲を聴いて更に興味を持ってしまったNodal。概念が分かれば色々と出来る事は理解できても、おそらく、この様なタイプの音楽作成ソフトに触れた事のない人にとって、最初に音を出すところからして躓くと思うので、少し解説します。

Nodalだけでは音が出せないので、最初にMidiPipeを使ってQuickTime Music Synthesizerへパッチを行います。

予めNodalを起動しておき、次にMidiPipeを起動します。MidiPipeの使い方としては、画面にToolsと書かれてある項目がありますが、この中から選んで、Pipesへ登録を行います。今回必要なモノはMidi InとDLS Synthです。先ずはToolsのMidi InをダブルクリックするかドラッグアンドドロップしてPipesへ登録します。登録が完了したらPipesに表示されているMidi Inを一度クリックしてアクティブにし、下の設定項目「Midi Input」で、「Nodal Output」を選択します。次に、ToolsのDLS SynthをPipesへ登録します。おそらく、何も設定することなく、「QuickTime Music Synthesizer」が選択されていると思うので、MidiPipeの設定は以上です。

ここからはNodalに戻ります。

Nodalを起動した状態で、作業エリアが開いていると思うのですが、開いてない場合は、FileメニューからNewをして開きます。いきなりココでNodeを配置しても音は出ないので、右に表示されているパネル「Inspector」で設定を行います。初期状態ではDocumentのInspectorが表示されているので、白紙アイコンの隣のアイコン(多分サックスのシルエット)をクリックします。InstrumentのInspectorが表示されますので、中央右端の「+」ボタンを押し、Instrumentを追加します。(複数の楽器を扱いたい場合は、複数追加しますが、取り敢えず音を出す事が目的なので、今回は一つで十分です。) ココまでで下準備終了です。

ここからは、グリッド(方眼)が表示されているメインのウインドウで作業を行います。

コマンド+3キーのショートカットを使うか、作業エリアの上の○に二つの矢印が付いたアイコン(Node & Arc)をクリックします。この状態で、ノードの配置とノード間の結線が行えます。まずは、Node & Arcの状態でグリッド上をクリックします。クリックすると○(ノード)が一つは位置されます。実は一つだけだと音が一度きりしか出ないので、もう一度グリッド上をクリックしてノードを配置します。更に二つを連動させるために、一つ目のノードから二つ目のノードの間でドラッグします。逆も行います。そうすると相互に矢印が付いた状態になります。更に、三角形のアイコン(Voice Group)を選択して、一つ目のノードをクリックします。Voice Group状態で、ノードをクリックする事で、Instrumentへ繋ぐ事が出来ます。

以上でノードの配置は終わりです。あとは下のプレイボタンを押して下さい。音が出れば成功です。

Nodal: home page
>>関連リンク

MidiPipe
>>関連リンク

次の解説は気が向けばあるかも。

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