2007年03月29日

Wendy Carlos/Switched-On Bach @ 音楽

シンセサイザーを使った音楽の歴史話になると必ずと言って良いほどに登場するアルバムがWendy Carlosの「Switched-On Bach」です。このアルバムはmoog(個人的に余り好きではないシンセサイザー)を使って作られていることもあり、実は一度も聞いたことがありません。もしかすると聞いたことが有るかも知れないけど、記憶にはありません。流石にこれではシンセサイザーの話をするときに不味いよなと思い。CDを買いました。

のっけから、如何にもシンセサイザーです。当たり前ですね。(^_^;) この如何にもな感じでバッハを演奏すると個人的にはMC-202のデモソングを思い出します。カセットテープに何曲かデータが入っていて、それをMC-202に読み込んで演奏させたことを思い出します。調べてみるとこのMC-202のデモとして入っていた曲はバッハとかドビュッシーだったようです。おそらくはバッハという選曲は「Switched-On Bach」の影響だったのでしょう。ドビュッシーは冨田勲氏ですね。きっと。実は冨田勲氏のドビュッシーも聞いたことがありません。次に歴史を振り返るモノを買うならば、冨田勲氏のアルバムですね。「月の光」か「惑星」あたりかな。「展覧会の絵」辺りも良いのかも。

話が逸れてしまっていますね。(^_^;)

アルバムの中身ですが、やはり好きではないmoogの音です。でも、使い方が面白いし、思っていたほど嫌いな音でもないかも。(パッチシンセとしてのmoogは面白いのかもね。) 個人的な好み云々は横に置いておいて、今ほど楽器としての地位が確立されてなかった時代に、シンセサイザーをちゃんと楽器らしく演奏しているWendy Carlosは凄いです。音の加工も工夫があって面白いです。

時代的に考えるとシーケンサーも当然ないし、MTRもトラック数がそれほどある時代ではないですね。音の定位が細かく変化しているモノなんかもあるので、苦労したでしょうね。トラック数がないからと言って沢山ピンポンしたら音数が少ないからノイズが目立ちますからね。技術的にも大変だった気がします。

最終トラックにWendy Carlos自身のナレーションによる解説が入っているのですが、ヒヤリングは得意ではないので、誰か翻訳してくれると助かります。日本版には翻訳が付いていたのだろうか?時間があるときにでもテキストに起こして翻訳かな。

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