2006年10月29日

夢のカメラ @ デジカメ

「夢のカメラ」<理想的なカメラと言うことではなく、本当に寝ているときに夢に出てきたカメラのことです。夢の中で、奇妙なカメラが登場し、目が覚めてからも気になってしまい、仕組みを考えてみました。

そのカメラというのは、撮影した画像の確認時、レンティキュラ(?)のように角度を変えてみると立体的に見えるというモノなのですが、フィルターは使ってません。おそらくカメラがモーションセンサーの傾きに応じて、液晶ディスプレイに違う角度からの映像を映し出すという仕組み。表示は何となく分かるのですが、問題は撮影です。普通に撮影したにもかかわらず、立体的に見えるためには、違う角度の画像が必用です。勿論レンズが複数有れば、1回の撮影で可能ですが、そのカメラは普通の外見と変わらなかった気がします。そうなると、内部的に処理して出力する仕組みが必用です。出力時にモーションセンサーを使うならば、撮影時にも使えば、もしかすると上手く行くのかも知れません。デジカメで撮影するときはファインダーを覗くと言うよりも、背面の液晶ディスプレで確認しつつ撮影するので、撮影の瞬間の前後も当然、CCDが画像を捉えているわけです。手持ち撮影の場合、カメラは手ぶれの影響を受けつつ画を拾っているので、精度の高いモーションセンサーであれば、レンズの向きと共に内部で処理して、Z値を記録することが出来るのではないかと思います。モーションセンサーだけでは水平位置の検出が困難なので、ヘリコプターのラジコンに搭載されているような、安価なジャイロ擬きも使えば、処理がし易いかも。この様な色々な情報を加味して Z値を作り出し、更にそこから、MotionImpactの様な技術を使って、立体画像を作り出力。こんな感じですかね。

株式会社ホロン MotionImpact
>>関連リンク

実際に作るとなると技術的に可成り難易度が高そうな部分がありますし、モーションセンサーとかジャイロだとかを搭載するとなるとコンパクトにするのも難しそうです。何よりもカメラからデータをパソコンに移した時です。専用のソフトがないと効果的な見せ方が出来ないですし、何よりもモーションセンサーが付いたパソコンなんてモノは世の中少数派なので、カメラで見るときのような効果を得られないです。それに、ノートパソコンに付いて居るモーションセンサーって傾けることには上手く反応するかも知れませんが、ディスプレイに対しての目線を水平方向にずらすにするような動きは検知できるのだろうか?と言う問題もあります。(現時点で、その様な環境がないので確認できません。)

夢の中に出てきた奇妙なカメラは、考えれば考えるほどに不思議なカメラでした。自分の夢に出てくるくらいなので、潜在的に持っていたアイデアなんでしょうね。見た夢を忘れることが多く、勿体ないアイデアも実は結構あったので、覚えていただけでも、良かったです。ドラえもんの道具のように実現が夢のまた夢の様なモノではなく、現存する技術の組み合わせで出来る点が、なかなか面白いかなと思います。

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