2006年02月14日

CASSHERN @ 映画

体調不良で寝ていたので、先日放送された映画「CASSHERN」(監督/紀里谷和明)を見ました。

この映画はあのキャシャーンの実写版なのだけど、イメージが随分と違いました。映像は全体的に綺麗なのだけど、雰囲気が暗すぎ。内容的に、アニメの方の細かなストリートを覚えてないのですが、比較するものではないかも知れないですね。全くの別物と捉えた方がよいのかも。

細かなVJ的なエフェクトは余計だったのですが、3DCG部分は上手く作ってますね。雰囲気は庄野晴彦氏の「GADGET(ガジェット)」だなぁと思って調べたら、参加しているじゃん。コンセプチュアルデザイン/CGスーパーバイザーって事らしいです。なるほどね。

もともとがフォトグラファーの紀里谷和明氏が監督なので映像に目が行きがちなのですが、ストーリーも悪くなかったです。終わり方は如何なものかと思いますが、根本的な部分は悪くない。別にキャシャーンをベースに映画にしなくても、良かったんじゃないの?なんて思うくらいです。全くの別物でこの雰囲気だったらもしかするともっと良い映画になったかも。キャシャーンというものが足枷になっていたのかもなんて思ってしまいます。

全体的に意外にも上手くまとまっていた映画なのですが、VJ的なエフェクト以外にもイマイチだったのは1対1の格闘シーンですね。動きが分かり難いです。殺陣のシーンなんかは修羅雪姫のスタッフでやったら良かったかもね。

フォトグラファーが監督をした作品としては意外にも良かった「CASSHERN」ですが、賛否両論なのもよく分かります。もう少しハリウッド的な展開で、エンターテイメントよりに作って有れば、見やすかったかなと思ったりもします。逆にもっともっと時間とお金を掛けて作れば、より芸術的な作品になったのかもなんて思ったりもします。何れにしてももう一つって感じなんですかね。個人的に細かな部分で好きな要素が満載ですから、嫌いな映画ではないのですが、トータルで見ると微妙な作品ですね。

Casshern
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アップル - QuickTime - CASSHERN
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Yahoo!ムービー - CASSHERN(キャシャーン) - スタッフ
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そうそう、途中に出てくるクレイメーションは伊藤有壱氏だよね。多分。そのシーンが出てきたときは「おっ」って感じで少し嬉しかった。(笑)

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