2003年10月08日

Eolas社の特許 @ Windows

Eolas社の特許に関する影響でやはりMS社がIEを修正してリリースするようです。それに関連してMacromediaがFAQを公開しています。簡単に言ってしまえば、今までの様に記述したのではFlashなどプラグイン関係が今までの様に表示されないので、それを回避する為に、 JavascriptのDocument.writeを使うか、プラグイン関係の記述を外部ファイルに記述しましょうって事みたい。Eolas社の特許ってプラグインを使用する事そのものだと思っていたのですが、この修正からするとHTML文書の中にプラグインを呼び出す記述が特許に関連する部分って事になりますね。妙な特許だ。この程度の事を裁判所が認めてIEを修正する事になったとは非常に迷惑な話だね。お陰でJavascriptを使った回避方法を使うと当然の事ながらJavascriptをオフにしているとプラグイン関係が表示されない事になってしまいます。

AppleもMS社と同じよう文書を公開していました。Appleの場合、QuickTime絡みって事で公開していますが、結局の所、プラグインに関するモノは全て同様の影響を受けます。

特許に関する原文は英語だし長すぎなので読んでないのですが、Eolas社の特許って結局、HTML文書の中に記述したプラグインに関するモノが自動的に表示される事が問題みたいです。って事はプラグインそのものの特許とは別の話みたい。なんだか納得いかないなぁ。

今回の騒ぎは意外とMacromediaの考えているインターネットの世界を実現する良いチャンスなのかも。どうもMacromediaはHTML から呼び出されるFlashと言うよりもFlashそのものをネットブラウザの基本にしたい様なので、今回の特許騒ぎは絶好のチャンスなんだよね。


United States Patent: 5,838,906
>>関連リンク

Macromedia Japan - アクティブコンテンツデベロッパーセンター
>>関連リンク

Preparing Websites with Active Content for Upcoming Changes to Internet Explorer for Windows
>>関連リンク

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