2012年12月21日
ARアプリ開発の為のCamTwist活用方法(Unity+Vuforia編) @ iOS
もしかするとFlashのARをやっていた時に書いたかもしれないのだけど、UnityでVuforiaを使う場合の設定なども有るので、改めて紹介します。
Vuforia 2からUnityのエディター内でMacのウェブカメラを使ってプレビュー出来る様になったのですが、流石に毎回ARマーカーをカメラにかざすのは面倒なので、そのマーカーを仮想ウェブカメラで表示しようって話です。
使うもの
・Quartz Composer
・CamTwist
・Unity
・Vuforia 2.0
ARマーカーを動画撮影して、それをCamTwistでループ再生しても良いのですが、マーカーの認識率を確認したい場合などは、マーカーが毎回同じ動きをしてくれないと困るので、Quartz Composerを使ってARマーカーを表示します。
Quartz Composerの使い方は割愛しますが、単純に言えば、マーカーにしたい画像をコンポジションにドラッグアンドドロップして、スプライトで表示し、InterpolationとかLFOを使ってスプライトを回転したり位置を変更します。出来たqtzファイルをCamTwistのアプリのEffectsフォルダーへ入れます。これで、CamTwistでエフェクトとして認識されますので、このエフェクトだけをCamTwistで選択すれば、仮想ウェブカメラの画像として出力されます。もしかすると、解像度は初期設定で変更した方が良いかも。私は負荷が掛かっても困るので、640x480に取りあえずしてます。
次に、Unity側でVuforiaのARCameraの設定にあるCamera DiviceでCamTwistを選択するのですが、ただ単に選択するだけでは、実行するとUnityが落ちます。これはカメラの定義が無い為なので、/Assets/Editor/QCAR/WebcamProfiles/profiles.xml を書き換えます。正しいかどうか分りませんが、xmlファイルの最後にある、deviceName="FaceTime HD Camera (Built-in)"の定義を丸まるコピーしてdeviceName="CamTwist"に変更すると動きました。
可成り説明を端折ってますが、手順としてはこんな感じです。
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