2007年01月31日
基準電圧 @ 電子工作
先日購入したLM336-2.5で簡単に基準電圧を作れると思ったら、そう簡単な問題でもなかったようです。(T_T)
簡単な回路で実験して、2.448V〜2.453Vです。仕様書を見た感じだと許容範囲のようなのですが、用途からすると全然許容範囲ではないです。実は抵抗に金属皮膜を使っているのですが、これが問題でした。抵抗値の精度が1%以内のため、バラツキが少なく、選別での微調整に限界があります。半固定抵抗を入れて調整かな。
この誤差はぱっと見小さいと感じるかも知れませんが、この基準電圧を中心として出力することになるので、最大で2倍の誤差になって出力に現れます。音程にして半音です。これは大問題。デジタル部分よりもやはりアナログな部分で苦労しそうです。
ちなみに選別した抵抗ですが、470オームの抵抗で、470は1つもなく、469が2、468が7、467と466が多数、次に465がそれらの半分くらい。464が1でした。確かにバラツキは少ないのですが、470を中心に誤差が出て欲しかった。小さい値に偏りすぎだよ。(T_T)
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